原産国のモンゴル政府が立ち上げたカシミアブランド、優しい風合いに癒やされます。

保温性の高さと手触りのよさで知られるカシミアは、寒暖差の大きな高地に住むカシミアヤギの毛です。このヤギは寒さから身を守るために、外側の毛の内側にも柔らかな産毛を生やします。人がそれを梳き取ったり、屋外にちらばった産毛を拾い集めてカシミア糸ができあがるのです。高価になるのは採取の手間がかかり、量も限られるから。さらに輸出されて製品になると、関税その他も上乗せされていきます。品質面でも上質な毛は希少性が増し、世界中で奪い合いともいえる現象もおきます。 カシミアの生産国の約7割は「内モンゴル自治区」を有する中国、約2割が「外モンゴル」とも呼ばれるモンゴルとされています。モンゴル国にとってカ...

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