巨匠ピエール・エルメが、日本ファッションとコラボ! 笑顔を誘う、楽しい服と小物ができました。

文:高橋一史

グレースウェットシャツと白Tシャツの胸には、カタカナで「ピエール・エルメ」のネームが。ユーモラスなこれらの服には、なんとも不思議な魅力があります。それは、一流パティシエの名前がもつ力でしょうか。もしくは、日本語を服に使うトレンドを巧みに捉えたセンスにあるのでしょうか。その秘密を探っていきましょう。 ともに2018年11月に東京にできた、「Made in ピエール・エルメ 丸の内」のオリジナルです。この店は、スイーツのマカロンを我が国に広めた立役者でもあるピエール・エルメが、敬愛する日本各地の生産者とコラボした商品を集めた新業態のコンセプトショップ。服にも使われたロゴをディレクションし...

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