エルメスのセーヴル店に、爽やかな色合いのフレスコ画が登場!

文:髙田昌枝(パリ支局長)

1年前から改装のために扉を閉ざしていた、エルメスのパリ・セーヴル店が、3月5日に再オープンした。そもそも、2010年に全面改装し、歴史建造物指定を受けている旧ルーテシアホテルのプールをトネリコ材で覆った大階段と遊牧民のテントを思わせる木製ヒュッテのデザインで世間をアッと言わせたセーヴル店。10年ぶりの改装では、店のシグネチャーとなった階段やヒュッテを残しつつ、店舗を全面的に考え直したという。 エルメスの世界中の店舗を手がけているRDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・アンテリユール)社のドゥニ・モンテルは「7種類使ったセラミックをはじめ、新しい素材と色を取り入れて、ファンタスティ...

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