生産工程を可視化する、次世代の服とは。
ファストファッションに異を唱え、クラウドファンディングで募集金額の4倍を集め、2015年にスタートした「アスケット」。ベーシックなアイテムに絞り、ネットのみの販売とすることで、価格を抑えながら高品質を実現。着実にファンを増やす中で、このたびフィッティング専門のショールームをオープンさせた。アスケットはブランドの透明化を重視し、生地の産地から縫製工場、仕入れ値など、ほぼすべてを公表している。ジーンズを例にとると、コットンはアメリカ産とオーストラリア産で、製糸は日本の安城市、染織は福山市、縫製はイタリアのウルバーニアでと、トレーサビリティを明記している。次世代型ブランドをまずは試着してみたい。
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