夫婦揃って同じ空間で働ける、“閉じない”ワークスペースのある家

写真:大河内 禎 文:Koba.A

夫はブルーライトカット眼鏡をかけ、妻はコーヒーを淹れるのが、仕事開始の合図。SONYで自立型エンターテインメントロボットのソフトウエア開発に携わる藤井拓矢さんと、フリーランスライターのそのこさん夫妻は都内のコーポラティブハウスに暮らす。3.5畳のワークスペースが目を引く家だが、ここ、当初は「将来、子どもが宿題をするのにいい」くらいに考えていたそうだ。まさかここで並んで仕事をすることになるとは想定外だったのだ。 会社では以前から月に10回のフレキシブルワーク(在宅勤務)が認められていたが、「その制度を使ったことはありませんでした」という拓矢さん。それが「コロナ禍で気づけば全社原則フレキ...

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