「和のゐ 角館」で、土地の記憶を伝える3つの蔵に泊まる。
三方を山に囲まれ、南に仙北平野に向かって開けた秋田県・角館は、黒板塀で覆われる通りに沿って重厚な武家屋敷が立ち並ぶ城下町。藩政期と変わらぬ街並みがそのまま残ることから「みちのくの小京都」とも呼ばれ、街はいまでも武家屋敷が並ぶ「内町」と、かつて町人たちが暮らしていた「外町(とまち)」に大きく分かれる。昔ながらの街には蔵も多く残され、地元の調査団体によると100棟前後の蔵が点在するという。そんな角館の歴史ある3つの蔵を改装したホテルが「和のゐ 角館」だ。
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