アーロン・ニエのグラフィックが示した、
台湾のデザイン力。【コロナと闘う世界の都市から】
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が「台湾から人種差別的攻撃を受けた」と主張したことを受け、2020年4月14日の「ニューヨーク・タイムズ」紙に台湾の有志による意見広告が掲載された。そのためにクラウドファンディングで2万6980人から調達された資金は計1,951万ニュー台湾ドル、日本円で7,000万円以上にものぼる。 2014年の「ひまわり学生運動」の際も同紙に意見広告を出稿した林祖儀が発起人となり、複数の有識者らで討論を重ね、支援者らによる投票を経て図案のコンセプトが決まった。最終的なグラフィックは、台湾を代表するデザイナーの アーロン・ニエ (聶永真)が担当。 左上には「W...
続きを読む