映画を文字で楽しもう、『赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界』がはじまりました。

映画のタイトル文字は、それだけで作品の印象を左右する重要な要素です。この映画にマッチするのは、手描きなのか活字なのか? 映画を観るとき私たちは、物語だけでなくスクリーンに踊る一文字一文字にも、ドキドキさせられているはずです。そんな数々の映画タイトルデザインを手がけてきた赤松陽構造(あかまつ ひこぞう)の作品を集めた展覧会、『赤松陽構造と映画タイトルデザインの世界』がはじまりました。 そもそも映画のタイトルデザインとは、題字だけでなく、オープニングから劇中の文字、クレジットタイトル、エンドマークまで、映画に出てくる文字全体の図案化と管理を行う仕事です。1948年生まれの赤松は、父の跡を継...

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