彫刻家・五十嵐威暢が手がけた、愛らしい象のオーナメントが7月中旬より発売

文:野村萌々

彫刻家の五十嵐威暢は、アクソノメトリック図法によるニューヨーク近代美術館のカレンダー、サントリーホール・パルコ・カルピスのロゴデザインなど、グラフィック・プロダクトデザイナーとしても活動している。さまざまな素材でつくられたパブリックアートの代表作はニューヨーク近代美術館をはじめ、世界30カ所以上の公立美術館に永久保存されるなど、評価が高いアーティストだ。 そして今回、五十嵐の創作活動の原点ともいえる、学生時代から描いていた動物のイラストレーションの中から、最も愛着のあった丸みを帯びたおおらかな象のオーナメントを販売する。製作に際しては想像以上に困難を極め、一時は断念したものの、デザイ...

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