“鉄道遺構”って言葉、知っていますか?

11月21日まで、東京のLIXILギャラリーで「鉄道遺構・再発見」が開催中です。 本展は、全国各地に点在するさまざまな廃線跡にフォーカスし、次代に向けてその“鉄道遺構”を貴重な資産として受け継いでいくために、ダイナミックな写真でその魅力を伝える展覧会です。 日本で初めて鉄道が開通したのは、明治5年(1872年)。その後、鉄道網は明治産業革命の要として全国に広がっていきます。山にトンネルを通し、川に橋をかけるなど、地域ごとに異なる地理的条件を克服しながらつながれたレールは、いまも当時の高い鉄道技術を伝えています。 本展では、人々の歴史と知恵を未来につなげる存在として保存され、新しい形...

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