束芋の映像が芝居に!? 7月、東京芸術劇場での 『錆からでた実』を目撃せよ。
2013年に初演、2014年に再演された、振付家・森下真樹と現代美術家・束芋のダンス公演『錆からでた実』。これまではダンサー3名での純粋なダンス作品でしたが、今回はダンサー1名、ミュージシャン2名、さらに束芋がVJとして参加するという新しい領域へとパワーアップ。 「映像芝居」とは、束芋の造語。彼女の考える「映像」とは、”束芋の作品の一部であるアニメーション”と、”個人の心や頭の中で描き出されたイメージ”の2つ。束芋は、”身体の動き(=ダンス)、映像(光線の屈折、または反射によってつくられた像)、音楽が一体となり、鑑賞者それぞれの頭の中で一つの現象として立ち現われたときに描き出された芝...
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