閣僚もピンクのマスク姿で登場 、ジェンダーフリーな台湾を表す見事なユーモア【コロナと闘う世界の都市から】
マスクを政府が買い上げ、身分を照合して市民に実名申告制で販売している台湾。おかげでマスク不足はほぼ解消しているが、さすがに色柄を選べるほどではない。 政府の新型コロナウイルス対策本部の記者会見において、「学校でからかわれるからと、息子がピンク色のマスクを着けたがらない」という保護者の声が記者から紹介された。それを受け、日本でいえば厚生労働大臣の立場にあり、新型コロナウイルス対策本部長を務める陳時中氏をはじめとする男性幹部陣は、2020年4月13日に行った記者会見に、全員がピンク色のマスクを着用して登場。「ピンク色もけっこういいですよ」とコメントした。支持率90%以上ともいわれる陳本部長...
続きを読む