新しい茶道文化の入り口となる、奈良の「茶論」へ美意識を磨きに出かけませんか?

写真:福森クニヒロ 文:小長谷奈都子

「茶道」に対して、どんなイメージをもっていますか? 敷居が高い、厳格な稽古、長時間の正座……。そういった固定概念を軽やかに覆し、新しい茶道文化の入り口となる場が、奈良に誕生しました。 その名は「茶論(さろん)」。中川政七商店のグループ会社である道艸舎が手がける新ブランドです。そもそも中川政七商店は、詫茶(わびちゃ)の祖とされる、村田珠光の出生地・奈良で創業し、千利休が茶巾として愛した奈良晒(ならざらし)で商いを始め、いまでは茶道具全般も扱うなど、茶道と深いつながりをもつ会社。 「雑誌の特集などをきっかけにお茶に興味を持った人たちが行ける場所、使える道具をつくりたかった。ここを入り口...

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