雑誌・広告業界が注目する写真家・石田真澄が、吉祥寺で4月29日より展覧会を開催
ファッション誌や広告写真の撮影を手掛ける石田真澄。彼女の写真家としての第一歩は中高一貫の女子校、クラス替え一度もなしという濃密な時間をともに過ごした友人たちとの日々が“もうすぐ終わる”ことを知り、狂おしいほどの渇望で日々を写真に収め始めたこと。その膨大な写真群を編集し、2018年1月に刊行したのが『light years -光年-』だ。 記録された刹那の輝きは、なにかが“いつか終わってしまうこと”あるいは“終わってしまったこと”を知る鑑賞者自身の記憶の中の光でもあった。そこに触れた多くの人の言葉や視線を通し、かつての日々を捉え直したことが、“特別な時間が終わってしまった”という思いの...
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