逆境が教えてくれる本当の幸せの価値。

スペイン人作家のアレックス・ロビラが書いた『Good Luck』という本をご存じでしょうか。今から10年以上前に日本で発売され、瞬く間にミリオンセラーとなった作品です。ファンタジーとも哲学書とも言える内容に、多くの人が「幸せ」の意味を考えさせられ、そして一筋の希望を感じ取ったのではないかと思います。 シリーズ完結作である『Good Crisis(グッドクライシス)』がこのたび発売されました。この“素晴らしき危機”とは、人間がかならず直面するあらゆる逆境とも言うべき状況にあっても、明日へとつながるチャンスが隠されていることを表した言葉。そのことをロビラは読者に29通の“手紙”を通...

続きを読む