水彩画の美しい絵本が生き生きと動き出す、『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』。

ベルギーの絵本作家、ガブリエル・バンサンが生み出した「アーネストとセレスティーヌ」シリーズ。1981年の第1作刊行からバンサンが亡くなる2000年までに、20作の絵本と2冊のデッサン絵本が出版されました。その世界観を大切にしながら、くまのアーネストとねずみのセレスティーヌが出会う“はじまりの物語”を描いたのが、この『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』。バンサンが鉛筆と水彩画で生み出した優しいタッチの絵が、生き生きと動き出します。 地上にはくまが、地下にはねずみが住む世界。くまはまるで人間のような文明社会を築いていますが、ねずみのことが大嫌い。汚らしい生き物だと思っています。...

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