16歳のまっすぐな瞳に、いまもドキドキが止まらない。

撮影:熊谷勇樹 文:佐野慎悟

公園の斜面にひとりたたずむ姿が、まるで妖精のように無垢で可憐な、16歳の井手上漠(いでがみ・ばく)さん。自分を偽ることなく、自然体のまましっかりと前を見据える少年の眼差しには、儚げな美しさとともに、強い意思が宿っているように見えます。人口わずか2000人の島根県隠岐諸島中之島で暮らす井手上さんは、2018年の「第31回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で“DDセルフプロデュース賞”を受賞。以来「可愛すぎるジュノンボーイ」として、同世代の若者を中心に幅広い支持を集めています。 小学校高学年の時に、ふと周りから聞こえてきた「気持ち悪い」という言葉。その日から男らしい振る舞いを心がけ...

続きを読む