女性最高裁判事の実話を映画化、『ビリーブ 未来への大逆転』は彼女を支えた夫にも注目したい作品です。
1993年に女性としてアメリカ史上ふたり目となる最高裁判事に任命されて以来、86歳のいまも現役で活躍し続けているルース・ベイダー・ギンズバーグ、通称「RBG」。彼女の若き日が映画化されました。やわらかく上品な物腰ですが、痛烈な意見を述べるルースは全米の若者たちの支持を集め、マグカップにデザインされたり『サタデー・ナイト・ライブ』でモノマネされたりと、国民的アイコンになっている女性です。 女性が弁護士として就職することは難しかった1970年代、ハーバード大学に入学後、学生結婚を経て母になったルースは、コロンビア大学のロースクールに再入学します。歓迎会の席で学部長に「女子学生は男子の席を...
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