「アパチャー」が選んだ名作写真集で、写真表現の現在を知る。

マイナー・ホワイト、アンセル・アダムス、ドロテア・ラングを中心とした写真家やキュレーターがメンバーとなり、写真文化の発展への貢献を目的とした非営利の財団として1952年にニューヨークに設立されたアパチャー。写真雑誌『aperture』をはじめ、数々の伝説的な写真集を世に送り出してきました。そんなアパチャーが、世界的な写真フェア「パリ・フォト」で2012年に始めたのが「パリフォト―アパチャーファウンデーション・フォトブックアワード」です。同賞は毎年、有名写真家やキュレーターなどで構成された審査員によって数百冊の応募作の中から部門ごとのグランプリを発表。この写真賞で2014年までの過去3年間...

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