「もっと、もっと」の考え方を改め、 負のスパイラルから抜け出すべき。

先日、海洋資源の減少について改めて話を聞く機会がありました。日本人が大好きな「本マグロ(太平洋クロマグロ)」は、本来あるはずの資源量に対して、わずか4%程度しか残っていないそうです。ウナギも絶滅寸前。スルメイカの漁獲量も激減している。総漁獲量は、ピーク時の3分の1。漁業者は減り、漁業を取りまくコミュニティも崩壊の危機に面しているといいます。 なぜ魚が減ったのか。地球の温暖化や海洋汚染など理由はありますが、特に影響しているのが乱獲だといわれます。これまで日本では漁獲制限が緩く、魚は獲り放題に近かったようです。稚魚まで獲ってしまう。でもここにきてようやく漁業法が改正され、部分的な漁獲制限...

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