傷を抱えた人々が集う店の人間模様を描く、『ニューヨーク 親切なロシア料理店』。
【Penが選んだ、今月の観るべき1本】 暴力的な夫から逃れ、まだ幼い息子たちを連れてマンハッタンにやって来たクララ。彼女が身を寄せることになったのは、創業100年を超えるロシア料理店。いまは流行っていないレストランだが、わけありの人々が集っていた。『幸せになるためのイタリア語講座』などで知られるデンマーク人監督、ロネ・シェルフィグが手がけた群像劇。たまたまここで出会った人々が手を取り合う姿に、ほのかな希望の火が灯る。 『燃ゆる女の肖像』が描く、 女たちの秘められた愛と連帯。 物議を醸した写真家、ヘルムート・ニュートンの光と影。 すぐ解雇されるのは本当か...
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