香港の若き活動家が問う、 危機に瀕した民主主義の行方。
【Penが選んだ、今月の読むべき1冊】 2014年に起きた香港反政府デモ「雨傘運動」で、当時18歳という若さで指導的役割を果たした学生活動家の著者は、17年に禁錮6カ月の判決を言い渡され、20年9月にも一時逮捕された。本書は、14歳で学生活動家となった彼の生い立ちと収監時の日記、そして香港で経験した体制側の抑圧による言論の不自由を明かし、民主主義を守るための行動規範を提言。個人の力を信じる言葉は実に力強い。 コーヒーとドーナツがつないだ、喫茶店と家族の70年の軌跡。 パンデミック時代の生きる術を名著から学ぶ。 吉田鋼太郎が考える、シェイクスピアの魅力。
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