立地も魅力的な、アジア専門のミニシアター
NGOとして2005年に発足し、現在は国立図書館の付属機関として運営されているアジアン・フィルム・アーカイブ。このほど歴史建築の保全改修を終えたナショナル・アーカイブビル内に、専用の上映シアターを得て移転オープンし、映画ファンを喜ばせている。緑に囲まれたフォートカニングの丘の麓に佇むロケーションと、自然光があふれる開放的なエントランスも魅力だ。映画はショッピングモールのシネコンで見るのがもっぱらであるシンガポールにおいては、その体験も新鮮。アジアのモンスター映画を特集したプログラムなど、新旧を網羅した興味深いラインアップに加え、ワークショップやイベントも随時開催予定。今後の展開が期待さ...
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