アムステルダムの動物ライフを描く、ネコ目線のドキュメンタリー
180を超える国籍の人々が住むアムステルダムは、約1万種の動植物が生息する“生物多様都市”でもある。その動物たちの暮らしぶりを、スピード感ある映像で描き出した異色のドキュメンタリー映画が『ワイルド・アムステルダム』。公開前から市民の間で話題となっていた注目作だ。 タカやキツネ、リスなどさまざまな動物の生態を、主人公であるネコの目線から紹介するというコンセプトがユニーク。監督のマルク・フェルケルクは、「都会に適応した野生動物が、アムステルダムの住民として人間と共存しているという意外性を表現したかった」と話す。そんな動物の暮らしを知ると、見慣れた街並みも違って見えてくるから興味深い。
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