タイポ好き必見! 文字看板のミュージアム
ベルリンにまたひとつユニークな博物館が誕生した。約2200点に上る「文字看板」のコレクションを有する「文字博物館」だ。これまで倉庫として使っていたベルビュー駅の高架下に広がる約1000㎡の空間を展示スペースとして改装、一般公開をスタートした。館長のバーバラ・デシャンは、子どもの頃から文字がプリントされたTシャツばかり着るほどの、大のタイポグラフィ好き。個人商店の減少とともに、姿を消しつつある文字看板を残念に思い、譲り受けていったのがコレクションの始まりだった。街の風景の一部だった文字看板は、書体として美しいだけでなく、設置されていた街の歴史も伝える。タイポ好きにも一般の旅行者にもお薦めだ。
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