食事も酒も楽しめる、進化系シアター

文:鈴木希実

1928年開業の映画館を再利用した「ナイトホーク・シネマ」は、最近ニューヨークに増えつつあるインディペンデント系シアターの先駆者的存在だ。2年間のリノベーションを実施。市より、禁止されている映画館でのアルコール取り扱いを特別に認可され、本格的な食事と酒を楽しめるシアターへと進化した。 館内には7つのスクリーンがあり、その時上映中の映画や俳優にインスパイアされたメニューを楽しみながら、映画鑑賞が可能だ。さらに併設のバーはチケットを買わずとも利用でき、窓の外に広がるプロスペクトパークを見渡しながら軽く一杯飲める。映画館に足を運ぶ楽しさを思い出させてくれる、とっておきのスポットだ。

続きを読む