暗いキングスクロス駅裏が、話題の場所に。

文:宮田華子

ロンドンの主要発着駅のひとつである、キングスクロス駅。表通りとは異なり裏手は暗く閑散としていたが、2000年代から再開発が進み、昨年10月にショッピングセンター「コール・ドロップス・ヤード」がオープンした。 設計を担当したのは、上海万博のパビリオンなど、独創的な建築を生み出すことで知られるイギリスの設計事務所、ヘザウィック・スタジオ。19世紀につくられた元石炭集積場のレンガ造りを活かしつつ、モダンな雰囲気に生まれ変わらせた。ブティックやレストランなど約50店舗が軒を連ね、連日仕事帰りの人々で賑わっている。大人の遊び場として外せない注目のスポットになりそうだ。

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