学生時代からの仲間で生み出す、奔放なジャンル超越型サウンド
ダフト・パンクの「ゲット・ラッキー」や自身のシングル「ハッピー」など大ヒットを連発し、〝キング・オブ・ポップ〞の称号がいま最も似合う男、ファレル・ウィリアムス。彼にとって、学生時代からの盟友3人で結成したN.E.R.Dは、売れ線や流行を気にせず、アグレッシヴにやりたい音楽を追求する実験室のような活動の場である。ヒップホップを軸にロックやパンクなどさまざまなジャンルの音楽を融合したサウンドは、自由奔放にしてやりたい放題。その音楽性は、ソロワークの趣向とは明確に一線を画する。 7年ぶりとなる新作『ノー _ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ』は、彼らの自由奔放ぶりがさらに際立つ内容となって...
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