コンセプチュアルアートの先駆者、オノ・ヨーコ。彼女のこんな素顔をご存じですか?

現在、東京都現代美術館で開催されている「YOKO ONO:FROM MY WINDOW」展は、これまでニューヨークを中心に語られてきた、コンセプチュアル・アートの先駆者であるオノ・ヨーコの活動を、「東京」という都市の文脈で再考する展覧会です。 オノ・ヨーコは1933年東京生まれ。幼少期に二度、父の赴任に伴い太平洋を渡り、開戦前の帰国から1952年に渡米するまでの十年を東京で過ごしました。この展覧会は、彼女の1960年代の代表的なイヴェントである『カット・ピース』の映像をはじめ、多くの作品が展示されていて、オノ・ヨーコの感受性の在り様を探るきわめて有意義な展覧会です。 また、そこには...

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