“剥離”ってなに?矢尾板克則さんのうつわが楽しめる「浮遊スル冬」が開催中!

岡山県にあるアートスペース油亀。日本三名園のひとつ 後楽園のわきに居を構える古民家でいま、陶芸家 矢尾板克則さんの「浮遊スル冬」展が開催中です。 子どものような自由な発想で形がねられ、やさしい色で表現される矢尾板さんの作品。今回展示されているのは、矢尾板さんの生まれ故郷である新潟の厳しい寒さにさらされた小屋がモチーフの立体オブジェや、ぬくもりある模様と色、そして「剥離」の技法で生み出される独特の風合いを放つうつわなど、見ていて楽しい作品約200点。風化する小屋に農家の人が色を重ねていくことで、経年とともに変わり続けるその姿を作品で表現し、変化とは劣化なのか進化なのか、私たちに問いかけ...

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