武器を捨ててアートをつくろう。モザンビークの試み
人の像をつくっているのは、銃身や弾倉など銃器のパーツ……。 大阪の国立民族学博物館で始まった展覧会『武器をアートに―モザンビークにおける平和構築』で展示されている作品です。 モザンビークは1975年に独立。92年まで約16年間内戦が続きました。内線終結後、政治的に安定し経済も発展しましたが、民間には大量の武器が残されました。 こうした武器を農具などと交換して武装解除を促進、回収された武器でアートをつくろうというプロジェクトが、「TAE『銃を鍬に』」です。展覧会は、このTAEを支援してきた日本のNPO「えひめグローバルネットワーク」が所蔵する作品と、国立民族学博物館が収集した作品で構成...
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