美人画だけではない! 贅沢なラインナップの「東郷青児〈超現実派の散歩〉と収蔵品選」。

東郷青児と言えば、儚げでロマンティックな美人画をまず思い浮かべるのではないでしょうか。しかし彼が24歳でフランス留学し、帰国してからの数年はシュルレアリスティックな作風の『超現実派の散歩』なども残しています。今年9月に名称を変更した東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館では、新しいロゴマークにもなったこの作品と作風の変遷をたどった展覧会『東郷青児〈超現実派の散歩〉と収蔵品選』を、12月25日まで開催しています。 初期の前衛的な作品から戦後の代表作である『望郷』までの約40点と同時代の作家の作品約30点、ほかにも損保ジャパン日本興亜コレクションであるルノワール『帽子の娘』、ゴーギャ...

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