『LIFE』誌にも認められた「報道写真とデザインの父」、名取洋之助を知っていますか?

『報道写真とデザインの父 名取洋之助展』が、12月18~29日まで日本橋髙島屋で開催されます。 名取洋之助は、日本人カメラマンとして初めて、アメリカのグラフ誌『LIFE』(1936年創刊)と契約し、高い評価を得ました。また、グラフ誌『NIPPON』(1934年創刊)や戦後の『岩波写真文庫』(1950年創刊)にもプロデューサーとして関わり、優れた写真と清新なデザインを残しました。 名取は、日本を代表する写真家の木村伊兵衛や、日本のグラフィックデザイナーの草分け的存在の原弘や河野鷹思らと仕事を重ね、リアリズム写真の巨匠土門拳や日本のグラフィックデザイン界を代表する亀倉雄策、のちに漫画家...

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