新年こそアート鑑賞! 戦後日本の前衛芸術「もの派」を再発見しましょう。

ここ数年、アメリカで日本の戦後美術をフォーカスした展覧会が相次いで開催されています。ニューヨーク近代美術館では300点以上におよぶ戦後日本の前衛美術作品が紹介され、ニューヨークのグッゲンハイム美術館では、1950年代に関西で結成された前衛美術グ ループ「具体美術協会」展が開催されました。とくに60年代後半から70年初頭に出現した「もの派」という前衛芸術運動は、戦後の日本美術における重要なターニングポイントであるといわれています。 海外で再評価されながら意外に日本で知られていないこの前衛芸術運動「もの派」の展覧会が、東京・港区海岸のタブロイド・ギャラリーで1月7日から行われます。小清水漸...

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