話題沸騰の展覧会『ライゾマティクス_マルティプレックス』で、リサーチと開発、アートとエンタテインメントの横断を体感する。
2021年に設立15周年を迎えたライゾマティクスの個展が、東京都現代美術館でスタートした。プログラミングを駆使したPerfumeのライブの演出技術開発や映像制作、ビョーク、スクエアプッシャーなどとのコラボレーション、さらにはフェンシングの剣先の動きを可視化するプロジェクトや、ビットコインの自動取引ソフトを開発し、その動きを分析して音とビジュアルに融合させる取り組みなど、メディアアートや広告クリエーションなどの枠組みを超え、技術と表現の新しい領域を拡張し続けてきたライゾマティクス。その名前は、ひとつの概念に由来する。 フランスの哲学者、ジル・ドゥルーズと精神科医のフェリックス・ガタリの...
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