人類の想像力を体感せよ! 「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」展。
今春、東京の国立新美術館と大阪の国立民族学博物館が共同で企画し、6万人を動員した展覧会『イメージの力ー国立民族学博物館コレクションにさぐる』が、大阪・吹田の国立民族学博物館(みんぱく)に里帰り。12月9日まで開催中です。 古今東西、神々や精霊、時間や宗教の物語など「眼に見えないもの」を畏怖し、なんとかコントロールしようとカタチを与えて視覚化してきた人類。この「イメージの創造と受け止め方に人類共通の普遍性はあるのか」。この壮大な問いをテーマに、世界最大級の民族学博物館「みんぱく」が所蔵する約34万点のコレクションのなかから、よりすぐりの約 600 点の造形が、時代や地域ではなくテーマ...
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