フィレンツェ ピッティ宮所蔵のイタリア近代絵画展で、「もうひとつのルネサンス」を知る。
ルネサンス芸術発祥の地、フィレンツェ。 トスカーナ州の州都であるこの地が、19~20世紀に「もうひとつのルネサンス」ともいうべき重要な芸術活動の拠点となったことはあまり知られていません。 西新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で11月10日まで開催中の展覧会『トスカーナと近代絵画 もうひとつのルネサンス』では、フィレンツェ ・ピッティ宮近代美術館が所蔵する絵画約70点を展示、特にフィレンツェとトスカーナに焦点を当てて、イタリア近代絵画の展開を日本で初めて系統的に紹介します。 ジュゼッペ・ベッツォーリ、ジョヴァンニ・ファットーリ、ラファエッロ・セルネージといった画家に聞き覚えのある人は、...
続きを読む