暮らしのなかで生まれた工芸品「インドの染織と絵」を、大阪の日本民芸館で堪能する。

大阪・吹田にある大阪日本民芸館は、岡本太郎の太陽の塔でおなじみの大阪万博に出展されていた日本民芸館のパビリオンを引き継いで、民芸運動の西の拠点として1971年に開館されました。初代館長はかの陶芸家の濱田庄司氏です。この大阪日本民芸館で7月21日まで開催されている春季特別展『インド染織と絵-Folkcrafts of India-』では、約25年ぶりに展示される館所蔵のインド工芸品を中心に、昔ながらの手法で製作されたパトラや壁飾り、1900年代後半の新しいデザインのサリー等の染織品、インドの神々と英雄の姿が描かれた民画など約150点が展示されています。 インドの暮らしの中で生まれたサリー...

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