クレーやシャガールと深くつながった、 知られざる画家・オットー・ネーベルの回顧展が必見です。
1920年代半ば、ドイツのワイマールでバウハウスのマイスターだったワシリー・カンディンスキーやパウル・クレーと出会い、のちにスイスのベルンに滞在、長きにわたる友情を育んだひとりの画家がいました。彼の名はオットー・ネーベル。この知られざる画家の日本初の回顧展『オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーの時代』が、2017年12月17日(日)までBunkamura ザ・ミュージアムで開催されています。 ベルリンに生まれたネーベルは、建築を学んだ後、演劇学校に通い、俳優として活動。その頃から絵画や詩作も手がけ、多くの分野で才能を発揮していました。その後、バウハウスのマイスタ...
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