モネと現代アートが共演! ロスコやウォーホルも並ぶ話題の展覧会が面白い理由。

文:及位友美

印象派を代表する画家のクロード・モネ。対象そのものではなく、ゆらめく光やそこにある空気を捉えようとしたモネの作品は、いまなお世界中で愛され続けています。特に日本では、3年に一度は大規模な回顧展が各地で開かれてきたほどの人気ぶりです。そんなモネと現代アートの結びつきを探る展覧会『モネ それからの100年』が、2018年9月24日まで横浜美術館で開催されています。 本展の見どころは、近代絵画の巨匠・モネと、現代アートのつながりを軸にした大胆なテーマ構成です。モネの作品とともに、マーク・ロスコ、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、中西夏之、岡﨑乾二郎、福田美蘭など国内外の現代美術...

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