表参道の「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で、ヘスス・ラファエル・ソトが手がける青いインスタレーションを体感せよ。

文:中島良平

現代アートの発信地たるパリの「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。ここが所蔵するコレクションの展示を目的とするのが、「Hors-les-murs(壁を越えて)」というプログラムです。その第6弾として、ベネズエラ人アーティストのヘスス・ラファエル・ソトによるインスタレーション作品『Pénétrable BBL Bleu』が、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京にやってきました。2019年5月12日まで公開されています。 ベネズエラのシウダ・ボリバルで生まれたソト。幼い頃からアートや文学に親しみ、16歳で映画ポスターのデザインを手がけるなど、早くから創作活動を開始します。首都のカラカ...

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