第5回「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のテーマは、「LOVE」!

文:小長谷奈都子

生命力にあふれ、陽光降り注ぐ春の京都の新風物詩となった「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。通常非公開の寺院や町家、モダンな近現代建築など京都ならではのロケーションを舞台に、世界で活躍する写真家の貴重なコレクションや気鋭アーティストの新作が繰り広げられます。回を重ねるごとに好評を博し、第4回目までに約25万人が来場。第5回目となる今年、二条城が初めて会場に加わるなど、ますます注目を浴びること間違いありません。 2017年のテーマは「LOVE」。宗教観、歴史観、地域性、生活環境など、個々のバックグラウンドによりそれぞれ異なる「愛」の感覚や概念を、市内16の会場にて、写真家...

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