鉄とガラスがもつ大地の響きに耳を澄ませて器をデザインするアーティスト、黒川雅之の展覧会にご注目を。
建築家・プロダクトデザイナーとして国内外で活躍する黒川雅之。「GOMシリーズ」「グランブルー・フィーノ」がMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久コレクションに選定されている他、数々のコンペティションでの受賞歴をもちます。近年では「東洋の美意識」をテーマに中国の大学で客員教授を務めるなど講演会も多数開催し、反響を呼んでいます。そんな黒川の原点ともいうべき、鉄とガラスで展開される世界観を表現した展覧会『黒川雅之 陰と陽の世界』が、2018年7月19日から7月28日まで、「銀座一穂堂」にて開催されます。 「荒々しくごつごつとした鉄、透明でつるつる、純粋な雰囲気をもったガラス。どちらも大地...
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