「日本の前衛――ネオ・ダダとその周辺――」展で、60年代アートシーンの熱気を感じましょう!
港区海岸のタブロイド・ギャラリーで、「ネオ・ダダ」に焦点を当てた展覧会『日本の前衛――ネオ・ダダとその周辺――』が開催中です。 1960年に吉村益信をリーダー的存在として結成された前衛芸術グループ、「ネオ・ダダ」。吉村の自宅「ホワイト・ハウス」を拠点とした過激な活動や街頭パフォーマンスは、「反芸術」傾向の代表的動向の一つとなり、その派手な活動は、アメリカのネオ・ダダやヌーヴォー・レアリスムといった世界の美術動向と並行しつつ、国内の社会背景とも連動して、60年代の美術動向を象徴する存在として重要視されています。 結成当時のメンバーは吉村のほか、篠原有司男(ドキュメンタリー映画『キューテ...
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