イラストレーター我喜屋位瑳務を知っているか?
紙、キャンバス、使用済みのパッケージ、ビニールの袋など、さまざまな素材をコラージュし、ペンやアクリル絵の具、サインペンで絵を重ねてゆくイラストレーター我喜屋位瑳務(がきや いさむ)の作品。沖縄出身で独学で絵画を学んだ彼の作品には、「コラージュ」という言葉では言い尽くせない独特の空気感があります。戦後アメリカで隆盛したサブカルチャー的な世界観をベースに集積されたイメージには、大量の情報と多様な価値観のなかで生きる我々観る側の不安や恐怖を湧き出させる、何かがあるのです。 そんな彼の作品展『P.O.V.』が、銀座の灘アートギャラリーで開催されます。作品展のタイトルは映画用語の「視点ショット(...
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