木造建築の魅力を写真で再発見する、ダイナミックな“60枚”を目撃せよ。

近代化が進むにつれ、西洋の技術が日本の建物にも活かされるようになり、日本の伝統的建築物の数は減少する一方。現在、日本の街に並ぶ建物の寿命は、最大で140年といわれています。しかし、日本伝統の木造建築は何百年、何千年もの間、生き永らえることができ、いまでも建てられた当時の姿のまま残されているものが多数残っているのをご存じですか? どうしてそんな長寿命が実現できたのか――。それは、建築部材の変更、柱・梁のすげ替えといった修復が繰り返されてきた間で、技術と知識が後世にきちんと継承されてきたからにほかなりません。

続きを読む