オリジナルの物語で、
人の心を撮りたい。
「資生堂」や「dマガジン」に「ソフトバンク」といった企業のコマーシャルを任され、若手のCM・映像ディレクターとして最も注目を集めている森ガキ侑大。華やかな場所に身を置くが、驚くほど地道な方法で人生をプランニングしてきた人でもある。 高校までは陸上競技に全力を注いでいたが、ケガによる挫折を経験。打ち込むものを失った森ガキ少年を救ってくれたのは、レンタルビデオ店に並んでいた映画だった。 「映画ってこんなに人の心を動かすものなんだと、初めて監督という仕事に興味をもったんです。でもそれでは食べていけないと母からは映画の専門学校や美大への進学を反対されて。地元の広島の大学に通いながら、演出す...
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