野性とのびやかな表現で、ダンスの新分野を拓く。
欧米発祥の舞踊文化であるコンテンポラリーダンス。現在日本でも、最もリアルに時代を映す身体表現として注目を集める。その世界最前線に立つダンサー島地保武が今夏帰国し、拠点を日本に移した。先頃解散を表明したウィリアム・フォーサイス率いるザ・フォーサイス・カンパニー(ドイツ)に9年間在籍、中心的メンバーとして活躍した。 「ちょうどアジアの身体が必要とされていたタイミングで、飛び入りでオーディションを受け、即戦力で入りました。ほとんど新作の連続で、朝から晩までクリエイションの日々を経験できたことは、僕にとって大きなプレゼントでした」 中2の頃、TV番組『ダンス甲子園』の影響で踊り始めた。 「ス...
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