毎日いいね!が付く、
ミニチュアで描く「景色」。
身近なモノとミニチュア人形を使って意外な〝景色〞を生み出し、SNSなどで作品を発表する田中達也。肩書は「ミニチュア写真家」を名乗る。「子どもの頃からプラモデルやイラストが好きでした」という田中。大人になってデザイナーとして働くかたわら、趣味で写真を撮り始めた。 「きっかけは2010年に登場したインスタグラム。写真について詳しく知ることで仕事相手のカメラマンに、構図などの指示を出せたらいいなという気持ちもありました。当時『いいね!』をもらっている写真は、モデルを使ったものが多かったんです。被写体がいたほうがいいけれど、モデルを使う余裕はない。そこで浮かんだのが、プラモデルに添えるために...
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