音楽は時空を超えて、美しいものを共有できる。
「なにかをつくるのが好きで、しかも外に出して見える形になるのがすごく好き。それは自分が〝ここにいる〞という意思表示、多分コミュニケーションという行為と一緒。だから音楽は100%自分のためだけじゃなくて、100%他人のためにつくってる、みたいなところがありますね」と、表現者であるセイホーは話す。 中学生の時に電子音楽に興味をもち曲づくりを始める一方で、トロンボーンに熱中し、高校へは音楽の推薦で進学。ジャズに興味をもったのも、「ジャズの〝吹く〞行為はカンバセーション(会話)でありながらゲームみたいなところが面白くて」。ただ、海外のミュージシャンとセッションした際、言葉のスピード、反射神...
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